ジャパンキャンサーサバイバーズデイ2025に登壇しました
2025年6月1日(日)、公益財団法人 日本対がん協会が主催する「ジャパンキャンサーサバイバーズデイ2025」に、カラフルリボンとして登壇の機会をいただきました。
当日は、『がんとともに生きる 再発・転移した私の「わたしらしく」を考える』をテーマに講演のほか、全国各地のがん経験者団体による活動紹介の展示スペースも設けられ、さまざまな取り組みが紹介されました。
カラフルリボンからは、2024年度の主催の日本対がん協会様よりがんアドボケート活動助成を受けており、活動報告として「顔の見えるピアサポート支援事業」の主な2つの取り組みを紹介。
一つは、地域の支援者や団体をインタビューし、がんママとつながる情報を連載する「地域でつながる」情報発信事業です。これにより、がんママが地域で孤立せず、必要な情報にアクセスするためのハードルが少しでも下がるよう、支援者を5回にわたって紹介しました。

もう一つは、「がんママフェス2024」の開催報告です。当日は59名の方にご参加いただき、講師による講演と交流会を通じて、子育てと治療の両立にまつわるリアルな声が交わされました。イベント後のアンケートには、「もっと話したかった」「支援の在り方を見直すきっかけになった」といった前向きな声が多く寄せられました。
当日会場でみんなで作った「WISH TREE」に参加者から寄せられた57件もの想いやアイデアを分類した結果、「がんママにとっての居場所」や「つらいときに頼れるサービス」へのニーズが浮き彫りになりました。
カラフルリボンでは、これらの活動を通して「がんママ」への理解を広げるとともに、地域の支援者と当事者がつながる仕組みづくりに取り組んでまいりました。
そしてJCSD2025の会場では、1年間を通じて共にがんアドボケート活動をしてきた他の団体の皆さんと直接会い、交流を深めることができたことも、大変有意義な時間となりました。

なお、当日の登壇内容は後日アーカイブ配信の予定です。配信が決まり次第、改めてお知らせいたしますので、ぜひご覧ください。
今後も、がんを経験した子育て世代の女性たちが地域で安心して暮らせる環境を目指して活動を続けてまいります。引き続き応援をよろしくお願いいたします。