hair and make chico (ヘアーメイクチコ)

ウィッグは心と身体に寄り添える

大野 真矢さん 
hair and make chico (ヘアーメイクチコ)

保谷駅北口徒歩5分にある完全予約制のマンツーマンサロン。医療用ウィッグ リネアストリア認定サロン。 

「地域でつながる」第2回目は医療用ウィッグも使いながら、心にも身体にも寄り添ってくれるヘアサロン、hair and make chikoです。スタイリストの大野さんにお話を伺いました。


―医療用のウィッグを扱うようになったきっかけは。
大野:2023年4月にこのサロンをオープンしたのですが、プライベートサロンですので、個室を活かせるな、と思いリネアストリアさんの代理店になりました。他のお客様と一切触れあうことがないので、安心して過ごしていただけます。また電車で3駅の練馬高野台に順天堂大学医学部附属練馬病院があり、そちらから紹介されていらっしゃる方も多いです。

-リネアストリアさんというと通販というイメージがあるのですが。
大野:そうですね。ウェブサイトには豊富なラインナップが掲載されているので、そちらから商品を選んでネットで購入することもできますし、直営サロンやここのような認定サロンに直接ご来店いただいて、購入していただくこともできます。リネアストリアの商品であれば、お持ち込みいただいても大丈夫です。ウィッグのカット・メンテナンス・調整、地毛のカットもさせていただいています。

―治療前にサロンで購入できると安心ですね。
大野:初めてウィッグを購入する場合は、ほとんどの方がどうしたらよいかわからないとおっしゃいます。ですので、最初は来店して選んでいただくのが安心かなと思います。ウィッグの試着だけでなく、購入された方にはつけ方の練習や、お手入れ方法の説明などもさせていただいています。本来がヘアサロンなので、脱ウィッグ後の地毛のスタイリングまで対応いたします。脱ウィッグしてご自身の中で納得出来たら、元のサロンに戻る方もいらっしゃいます。

―ウィッグを選ぶコツはありますか。
大野:モデルさんの写真で気に入っても、つけてみたら思ったのとは違ったということもあります。みなさん、お顔、頭、額のながさ、それぞれ違うので、試着してみて違う雰囲気のものを選ばれることもあります。できればファーストウィッグは対面で買っていただくのがお勧めです。慣れてきたら通販でもいろんなものが選べます。

サロンは黄色い壁にメキシコのアートが飾られていてとても印象的な空間です。お店の名前「chico」はスペイン語で「小さい」という意味だそうです。

髪の悩みはそのときどきでいろいろ

大野:フルウィッグ以外にもトップピースやケアグッズなども扱っていますので、抗がん剤治療の開始前から地毛が生えそろうまで、寄り添ってサポートさせていただきたいと思っております。髪が抜けるということは、人生の一大事で非常にショックなことですが、ウィッグを楽しむこともできます。

―「地域でつながる」みなさんにメッセージをお願いします。
大野:完全予約制で接客中は他のお客様はいらっしゃらないので、緊張しないでいらしてください。育児中でお子様が預けられない場合は、ぜひ一緒にいらしてください。プレイマットやタブレットもございます。大切な髪が抜けてしまうのは本当につらいことではありますが、今は良いウィッグもたくさんあるので、試着してご自身に似合うものを一緒に探しましょう。

ご予約の際ウェブサイトで見てあらかじめご希望のウィッグがお決まりでしたらお知らせください。在庫を調べて取り置き可能かご来店前にお返事いたします。ウィッグは心と身体に寄り添ってくれる、心配事の種を減らせるお手伝いができるアイテムだと思っております。


hair and make chicoさんはLINE、ホットペッパービューティ、リネアストリアのウェブサイトから予約できます。土日は3週間前には埋まってしまうそうですが、キャンセルがでることもあるので、マメにチェックするのがお勧めです。空いている枠はぜひウィッグ購入の方に来ていただきたいとのことでした。

ただでさえ、外見が変わることはつらいことです。治療中のアピアランスケアは心のビタミン剤かもしれません。

お問い合わせ

hair and make chico (ヘアーメイクチコ)
住所:東京都西東京市 下保谷4-2-9
電話: 070-9118-1515(留守番電話にメッセージをお願いいたします)
詳細・ご予約:https://ilovewig.jp/pages/salon-tokyo-chico

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